重春地区人権教育協議会第3回定例会について

平成30年9月11日(火)に第3回定例会を開催しました。今回は、講師に西脇市人権教育課人権教育指導員の大東太郎さんをお迎えし、「心豊かなつながりを求めて~人権感覚をみつめる~」と題して、人権課題全般についてお話いただきました。笑顔になるような楽しいアイスブレイに始まり、特に部落差別の現状についてお話しいただきました。
「部落差別はなくなったのではないか。」「今更なぜ、学習しなければならないのか。」などの声がある中で、なぜ部落差別解消推進法ができたのか。部落差別の現状をお話しいただきました。なくならないインターネットの差別落書きや、地名総鑑。差別を金儲けに使うなど卑劣な事例も挙げ、差別の厳しさをお話しくださいました。
大東先生は、参加してくださった方が「難しい」と感じないように、いろいろな日常での事例やデータなどを踏まえて、差別問題は、自分の問題であり、関係のある事だと感じさせてくださいました。
部落差別を中心に、差別をしないことも大切ですが、差別だとわかること(気づくこと)も大切だと感じさせていただきました。そのためにも学習して知識を得ることは重要だと思っています。
重春地区でも定例会や講演会を通じて、住民の皆さんと差別のない地区を目指してますます取り組みを充実させていけたらと考えています。

次回定例会 11月13日(火)19:00~  miraie
西脇市人権教育研究大会発表読み合わせ
DVD視聴 グループ討議