地域防災に人権の視点を

黒田庄地区人権のまちづくり協議会では、「災害と人権」を2024年度上半期のテーマにしています。

6月18日(火)に実施しました第1回人権のまちづくり研修会では、生涯学習応援隊so-so.39代表のきたむら久美子さんのお話を聞きました。

きたむら先生は、1995年の阪神・淡路大震災で神戸市の自宅が全壊の被害を受ました。さらに、避難をした丹波市でも、2014年の丹波市豪雨災害の被害にあわれました。ご自身の体験をもとにお話いただきました。

また、災害時の対応を自らの問題として考えられるようにクロスロードゲームを体験しました。例えば、このような問題です。

あなたは、地元住民です。大雨で家が浸水してしまい、しばらく小学校の体育館に避難することになりました。でも、家には家族のように大切にしている犬のレオ君がいます。あなたは、レオ君も一緒に避難所に連れて行きますか?(連れて行く場合はYES、連れて行かない場合はNO)

参加者で意見交換を行うと、自分にはない考え方に出会えました。他にも、小学生や避難所責任者、被災者の立場になって考えました。さまざまな考え方があることに気づかされる機会になりました。

各集落からたくさんの方々に参加いただきました

YES/NOカードで立場を表明してから意見交換します。