比延地区月間講演会
鹿野町の公民館に於いて,8月23日に開催いたしました。
1 開会
2 市民憲章朗唱・
3 比延地区小・中学生による人権作文の朗読
比延小学校 5年生 上田 理人さん「助けてくれたおばあさん」
双葉小学校 4年生 横山 楓さん「これからのチャレンジ」
西脇東中学校 3年生 谷 七星さん「思いやりの大切さ」
4 講演会
演題 『人権作文の花咲くまちづくり』
~子どもたちにラブレターを書こう~
講師 神戸親和女子大学客員教授 新保 真紀子さん
子どもたちの素直で,真摯に人権を考える作文の発表で始まりました。
新保先生の講演では,「子どもの貧困」や自尊感情の低さなど,子どもたちの現状を改めて知ることができました。自尊感情を育てるには,ありのままの姿を丸ごと認めること,子どもの話をしっかり聴くことが大切と,先生は話されました。それは,親だけでなく,家族,友達,先生,地域の人たちなど多くの人たちによって育てられていきます。自分の子どもだけでなく,地域の子どもたちにラブレターを届けることのできる大人になりたいと思えるお話でした。
5 閉会 (村井会長のあいさつ) 新保先生の話より,無知が差別を助長するということを改めて考えさせられました。分からないことを知ることはとても大切です。小さな地域ですが,地域の子どもは地域で育てるという気持ちで,みんなで支え合いながら住みよい町づくりに向けて頑張りたいと思います。
250名以上の方に参加して頂き,盛況のうちに終了することができました。ありがとうございました。