比延町 人権学習会
10月24日、比延町公民館に於いて人権学習会が行われました。
1 開会あいさつ <比延町区長 廣田様>
2 講 演 演 題 『スマホやネットに潜むこわい罠』
講 師 (株)NIT情報技術推進ネットワーク代表取締役 篠原 嘉一様
コロナウイルスが出現して以来、ネット上での人権侵害が増えているそうです。さらには、ネット上の当たり屋まで現れているそうで、今まで以上にスマートフォンの使い方に気を付けなければなりません。
スマートフォンを使ってゲームをしている中で、子どものトラブルが多いそうです。知っている人と対戦している場合はいいけれど、知らない人とラインで繋がり対戦することで、その子の居場所を突き止められ誘拐されたり、対戦上で発した暴言を理由に訴えられたりなど、いろいろ問題が起きているそうです。
子どもが勝手にスマートフォンを使わないようにする、責任が取れる年齢になるまでは自由に使わせないようにすることが大切。つまりは大人が、子どもがどんな話やどんなゲームを誰としているかをしっかり把握していることが大切だということですね。
スマートフォンを持たせても自由に使わせず、我慢させたり不便な体験をさせたりすることも必要と言われました。分からないことはスマホで調べればすぐ分かるが、使わせず、家族や地域の人に尋ねたりすることで、不便さは感じるかもしれないがコミュニケーション能力を育むことができるとも話されました。アナログな体験をたくさんすることで、人との繋がりが広がり、相手の立場に立って行動できる子に育つということだと感じました。
その後、実際にスマートフォンを操作し、安全に使えているか、自分を守る設定になっているかの点検をしました。
便利なものがどんどん出てくる昨今、それを使いこなせることも必要ですが、仲間を作る、他の人と力を合わせる、相手の立場に立って考えるなど、心豊かな人になるには、やはり、直接的な人と人との繋がりがいかに大切かを教えていただいたように思います。
3 質疑応答 お礼
4 動画視聴 「ウイルスの次にやってくるもの」 <人権教育課 荻野先生>
5 閉会あいさつ <比延地区人教 武部会長>