比延地区人権教育協議会 第5回定例研修会
3月7日(月)、中畑町公民館において定例研修会が行われました。
1 開会あいさつ 〈武部会長〉
2 研修
・研修テーマ 「その人権問題、私ならどうする?」
人権啓発DVD「話せてよかった」を視聴して、日常の中の思い込みによって生じる人権問題について考えました。新型コロナウイルス感染症拡大期であったため、話し合いをすることを避け、参加者が感想を付箋に書いて黒板に貼り、推進委員が紹介していくという方法で学習をしました。①性的役割分担意識に気付く、②偏見にとらわれない、③家族だからこそ確かめ合う、④話せてよかったという4つの視点について、感想をまとめてもらいました。黒板に貼り共有していただく感想は、特に印象に残ったものでよいとお伝えしていたにもかかわらず、たくさんの感想を出してくださいました。以下一部紹介します。
①性的役割分担に気付く
・「手伝う」のでなく「一緒にやってほしい」って思いました。
・話すことでお互いの考えの違いや似ている点なども見えてくるので男女の役割分担なども話すことが大切だと思います。
・男女に関係なく相手の気持ちになって考えること、考え方を変えてみることも大切である。
・やってほしいことは率直に言うのがよいと思う。(やり方も具体的に)
②偏見にとらわれない
・知ることの大切さ、他人の言葉をうのみにせず自分の価値観を押し付けないようにしないといけないなあと思った。
・近所に住んでいる人でも関わり合いのない人がどんな人なのか実際よく知らない方が多くいます。イメージだけで判断しないようにしないといけないと思いました。
・自分から相手に話しかけることの大切さがわかりました。まず自分の目で確認することですね。
・無意識のうちに偏見をもって周囲と接していることがあるのかもしれないと思いました。
・ちょっとずつでよい。焦らずいろんな方々と向き合えるといいなあと思いました。
③家族だからこそ確かめ合う
・相手がどう考えているのか思いやることの大切さを感じた。
・相手を思いやる気持ちが自分を追い詰めることになる。ほかの人と共有出来たら新しい情報も入ってくる。一人で抱え込まず、まず相談しないといけないと思った。
・自分は、家族が言いにくいことでも話せるような存在かなと思いながらDVDを見ました。
・親の介護問題は避けては通れない問題で、実際どのように対応するか話しておく重要性に気付かされました。
他にもたくさんの感想を出していただき、皆さんに紹介することが出来ました。
3 連絡事項
・第2回常任委員会について
4 閉会あいさつ 〈中畑町 富士田区長様〉