「人権文化をすすめる市民運動」推進強調月間 比延地区講演会

8月6日(火)、鹿野町公民館で190名あまりの方に参加していただき人権講演会が行われました。

市民憲章朗唱に続き、小学校3年生の友松さんと6年生の藤井さんが人権作文を朗読してくださいました。友松さんは「モモだいすきだったよ」、藤井さんは「一つの命」で、二人とも命の大切さについて書かれた素晴らしい作文でした。

続いて、講師の吉田田タカシさんに「子どもが安心できる居場所づくり~地域で子どもたちを支える~」という演題でお話をしていただきました。

多可町出身で西脇高校を卒業された吉田田さんのお話は、とても親しみが感じられ、また、バンドDOBERMANの音楽活動や「まほうのだがしやチロル堂」などの取組、登校拒否の子どもを支援する「トーキョーコーヒー」の素晴らしい活動に、参加者の皆さんは聞き入っておられました。

子育てで大切なことは、主体性(意欲)と自己肯定感を育てること、そのためには叱ってやらせるのではなく、自分で考えることを大切にする。正解を教えるのではなく、大人は見守ることが事が必要。また、豊かさとは何か、どんな社会が幸せなのかということを大人が考えることも大切、ということなどを吉田田さんの具体的な活動を通して教えてくださいました。

地域の子どもを地域で育てるために、まず大人がつながっていくことが大切だと感じました。地域の行事や催しに積極的に参加したり、ご近所さんともっと仲良くしたりしなければなあと思いました。

厳しい暑さの中、会場までお越しくださった皆様本当にありがとうございました。