2024(令和6)年度 比延地区人権教育協議会 第5回定例研修会
2月10日(月)、こみせん比也野で第5回定例研修会を行いました。
今回は、「障がいのある子どもの支援について」をテーマに、西脇市障害者基幹相談支援センター「うぃーぶねっと」の藤井志帆相談員に講演をしていただきました。

障害者基幹相談支援センターの仕事についてや「障害」についての考え方などについてお聞きしました。
「うぃーぶねっと」の仕事は、個別の相談への対応だけでなく、他機関との連携ができる体制づくりや地域住民への啓発活動等の地域づくりにも力を入れておられることが分かりました。また「障害」は、人にあるのではなく、人が日常生活や社会参加をしようとしたときに困難や制限を感じる場合にある社会的な障壁であると捉えておられます。そのため、時代や社会、環境に左右されるということです。
障害のある子どもが利用できる福祉サービスもいろいろとでき、ライフステージを通じた支援も行われるようになってきた今、私たちにできることは、障害のあるなしにかかわらず、○○だからと決めつけず、その人自身を知ること、そして社会にある障壁をなくしていく努力をすることが大切だと思いました。

講演の後、今回が最後の研修会となるので、推進員の皆さんに今年度の研修を振り返り、アンケートを記入していただきました。
〇印象に残った研修会
・アイマスク・伴歩体験(11人)
・多文化共生交流会(10人)
・障がいのある子どもの支援 (7人)
・市外研修〈堺市立人権ふれあいセンター〉(6人)
・月間講演会〈子どもが安心できる居場所づくり〉(5人)
〇今後取り上げてほしい人権課題
・障がいのある人(6人)
・高齢者(6人)
・働く人と職場(5人)
・インターネットと人権(4人)
・子ども(4人)
そのほか様々なご意見を頂きました。来年度の研修に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。