比延地区 月間講演会

お盆が明け、不安定な天気が続くなか、大阪の高槻市で中学生が理不尽な事件に巻き込まれたというニュースが流れ、心が大変痛まれます。

8月21日(金)19時30分より、鹿野町公民館にて月間講演会が行われました。

まずはじめに、笹倉教育長より、「西脇の子どもたちが野球・柔道・吹奏楽などで日本一や金賞をいただき、とてもよく頑張ってくれていることに感心しています。そして私たちの周りの大人たちも一緒に頑張って力を貸してあげている姿を見て、反対にこちらも元気をもらっている感じがします。」と、あいさつをいただきました。

次に比延小学校・双葉小学校・西脇東中学校の生徒の方に人権作文の朗読をしていただき、そのあと位田隆久(いんでんたかひさ)先生の講演を聞かせていただきました。位田先生は、報徳学園中学校・高等学校の校長職を退職後ライフハーモニー教育研究所を設立され、社会教育家として企業・学校・地域などで講演活動をされています。今日は、二宮尊徳翁 百八文字の人生訓についてお話していただき、「美しい言葉、感謝の心は、お天とさんがいつも見ています。食事の時に手を合わせる意味、朝陽を見るとき、夕陽が沈むとき、仏壇・神棚に・・・、手を合わせるということを今の若い人はしているのでしょうか?他人の目、自分の目をよく見て、よく考えてから行動すると良いと思います。」といわれました。暑い中でしたが、200余人の参加者と、なごみの輪の講演会となりました。日ごろ忘れがちな感謝の心や、行動を起こすときは衝動的ではなく、まず考えてからという人権学習にとってとても大切な基本を再確認しました。

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