比延地区町別学習会
《比延町学習会》 10月18日(水)比延町公民館にて町別学習会を行いました。
廣田区長より、『この前の秋祭りの太鼓では沢山の方や消防団また婦人会の皆さんのお力添えを頂き無事に終えることが出来ました。大変嬉しく思います。誰もが協力して力を合わせて大きな行事を進められることは人権学習にも繋がりができると思います。今日は酒井先生より人権のお話を聞かせて頂き沢山学んで頂きたいと思います。』と挨拶されました。
〈講演会〉 酒井雅和さん
- 2006年モヤモヤ病により突然全盲となる
- 命を自ら絶とうとする
- 2007年『京都ライトハウス入居』鳥居寮に入寮して同境遇の人や職員と出会う
- 白杖を渡され嫌な気持ちになる
- 社会復帰を試みる
- 自分の個性を活かしやってみようという気持ちを抱く
- 生きている実感=一歩一歩踏みしめる喜び 達成感がとてもうれしく感じるetc・・・
※どんな人間でも愛され癒され友達や家族で言葉を言い表し通じることがある。しかし言葉で人を傷つける事がある。言葉をうまく伝えれば、友達になれたり、親しくなれる。言葉を大切につなげていってほしい。〝ありがとう〟という言葉をみんなの中で使い言い合える事に良い事がうまれる。とお話しいただきました。
村井会長より、『根性の酒井と言われていましたが、その通りに想像を絶するような状況の中で困難に打ち勝つ経験されたことが今日のお話の中でよくわかりました。当たり前の事が出来ることが普通、何でも出来て当たり前の考えのある私達ですが、立場を覆し病気と自分の気持ちの葛藤を抑えながら大変ご苦労されながら懸命に生きておられることに感動しました。まわりのことに気を配り、とてもユーモア交えたお話しをしていただき有難うございました。』と謝辞を述べられました。続いて、「比延町の皆さん、障がい者差別解消の法律ができて1年になりますが、障がいを持っておられる方を見かけたら積極的に手伝っていただき、みんなで幸せに生きることを心掛けたいと思います。」と閉会の挨拶を頂きました。