比延地区人教 鹿野町学習会

10月23日、鹿野町公民館で人権学習会が行われました。
1 あいさつ 鹿野町 村井区長

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2 講演 講師 地域支援ハウスゆうゆう 萩原 ひろみさん
演題「認知症を含めた高齢者とのかかわりについて」

「認知症を含めた高齢者」というと、必ず誰もが将来体験する問題です。実際今現在、家族を介護しておられる方も少なくないのではないでしょうか。西脇市の高齢者率も35%で年々高くなっているそうです。

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一言で「認知症」といってもその原因や症状は、人それぞれですが、日常生活や社会生活を送ることが一人では難しくなります。脳の中で何らかの障害が起きて起こるもので、その人の人格とは関係がないということが分かりました。今までできていたことが一人でできなくなったり、妄想や異食、徘徊などの行為が始まると、その家族は、最初は、戸惑ったり怒ったりしますが、だんだんもう年だから仕方がないとあきらめ、最後には、寄り添い介護しようと思えるようになるそうです。

認知症になる前には、軽度認知症害といわれる段階があり、日常生活が送れるので見過ごされやすいけれど、この時期に対策をすることで認知症に移行しないこともあるそうです。

認知症の人やその家族が孤立しないために、普段から近所に協力をお願いできる関係づくりが大切であること、いろんな人がいろんな形でかかわっていけるような地域にすることが自分を守ることにもつながっていくのだと感じました。認知症についてみんなが理解を深め誰もが安心して過ごせる地域にしていきたいと強く思いました。

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最後に脳を活性化させるための指体操も教えていただきました。運動や読書、いろんな活動を行って健康にいきいきと暮らしていきたいです。

3 閉会あいさつ 武部会長

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