比延地区人教 高嶋町人権学習会
11月1日、高嶋町の公民館でに於いて、比延地区人教最後の町別学習会が行われました。
1 あいさつ (高嶋町区長山本様)
2 DVD視聴 (2本のDVDを視聴しました。)
「結婚差別400事例ー弘瀬喜代ー」
弘瀬喜代さんは、高知の被差別部落に私生児として生まれ、30年にわたり解放運動を続けてこられました。本作品では、結婚差別の相談に奔走する中で掴んだ人間の真実、若い世代に伝えたい切実な願いについて語られています。
「障がいのある人と人権」
障がいがある人もない人も、誰もが住みよい社会をつくるためには、どうしたらいいのでしょうか。障がいのある人が直面する人権問題や心のバリアフリーの現実に向けた取組などを通して、障がいのある人と人権について考える内容です。
3 意見交流
・分りやすい内容でした。部落差別の中で結婚差別が多く残っていると分かりました。
・障がいはいつ誰に起こるか分からない。障がいのある人たちの集まりに参加して、ともに生きていくことについて考えたいと思いました。
・参加することに意義がある。体験しないと分からない。体験することで、障がいのある人について分かりたいと思います。
・「必ず誰か、周りに助けてくれる人がいる。」という言葉が心に残りました。また、間違いは間違い、正しいことは正しいと言える強さを持たないといけないというのも、強く残りました。
・頭の中では正しく理解していても、そのように行動できないこともある。行動に移すことが大切だと思います。
結婚差別や障がいのある人のことについて、みなさん自分事として考えお話をされていました。だれもが暮らしやすい、ともに生きる社会をつくるには、差別を自分事としてとらえなければならないと改めて考える機会となりました。
4 閉会のあいさつ (比延地区人教会長 武部様)