第3回日野地区人権教育協議会推進員定例研修会

9月16日(金)、第3回定例研修会が開催されました。
(参加者…役員5名、推進員19名、事務局1名 計25名)

1 開会のことば(会長)

2 研修(推進委員)
(1)テーマ「高齢者の尊厳と人権を考える」

(2)学習のねらい
・どの家庭でも起こり得る身近な事例をDVDで視聴し、介護を必要とする高齢者の尊厳と人権について考える。
・介護を必要とする高齢者の尊厳や人権について、自身の思いを明らかにしたり、今後自分にできることを考えたりすることを通して、この問題に対して正しく理解し行動しようとするきっかけとする。

(3)学習の流れ
①介護を必要とする高齢者の問題について、身近に感じたことがあるかを振り返る。(ワークシートに記入)

②ワークシートをホワイドボードに掲示し、全員で共有する。
〈一部抜粋〉
・自身も高齢になっていくし、社会もどんどん高齢化が進んでいくので、身近に感じざるを得ない。
・介護サービスに関しては、かなり充実してきている。介護を受ける側(高齢者)の意識改革が必要である。いったん利用すれば、スムーズにその場に溶け込んでいるように思う。
・家族が問題を共有、協力することができない。
・知り合いで、高齢者となり、民間の施設でお世話になっている方が増えた。自身の親も長期間お世話になった。
・父の介護で、ケアマネージャー、訪問介護、在宅診療のありがたさを感じた。
・父母が認知症となる中、仕事をしながら介護をした。
・4年前まで、父親を介護施設、病院に預けていたが、本当にそれでよかったのか考えることが多い。

③DVD「高齢者虐待- 尊厳を奪わないために-」を視聴する。

④介護を必要とする高齢者の問題について、自身の思いを明らかにしたり、今後自分にできることを考えたりする。(ワークシートに記入)

⑤ワークシートをホワイドボードに掲示し、全員で共有する。
〈一部抜粋〉
・要介護者のために何が必要かを第一に考えることが重要であると感じました。
・介護に対して正しい知識をもち、いつかは自分自身の問題にもなり得るんだということを考えながら、介護を受ける側(受けるしかない側)の立場にできる限り寄り添うことが必要。
・家族だけでは知識が無さ過ぎて、問題を解決できないことを知ること。医師、ケアマネージャー、民生委員、公共施設への相談、第三者の手助けが必要です。世間体を気にしないこと。プライドを捨てる必要があります(本人も)。
・一人(家族)で悩まず、公の機関等に相談することが大事である。
・公的支援をお願いしたけど、対応、認定まで時間がかかり、それまでどうしたらいいのか。
・介護経験を生かして、困っている人にアドバイスしたいが…むずかしい。
・高齢者にやさしい街づくり。高齢者に対して正しい知識を身に付ける。
・行政等の施策の理解と利用。

3 町別人権学習会について(事務局)

4 西脇市人権教育研究大会について(事務局)

5 日野ふれあいフェスティバルについて(事務局)

6 連絡事項(事務局)
(1)第4回日野地区人権教育協議会推進員定例研修会
令和4年10月21日(金)19:30~(サンパル日野)
(2)市外研修
令和4年12月10日(土) 8:30~(鶉野飛行場跡地周辺)

7 閉会のことば(副会長)