野村町2区人権学習会最終
11月30日(金)野村町公民館にて2区の人権学習会が開かれました。
2区町内会長藤原さんから・・・人権と言えば同和問題に結び付けていた頃もありましたが、最近は新聞紙上にパワハラ・セクハラ等又、子どもの虐待・そしてLGBT・外国人の人権等、人権課題も広範囲になっています。 今回は岩下八司さん ・ 岩下啓子さんに講演していただきます 。 岩下さんお二人は「 NPO法人P・U・S JAPAN バングラデシュの村を良くする会 」 を設立・運営され、バングラデシュでの教育支援でご活躍されています。 みなさん 一緒に学習させてもらいましょう。とあいさつされました
演 題 「 バングラデシュでの支援活動について 」
講 師 岩下 八司さん ・ 岩下 啓子さん
この支援をしかけて37年になります。私は10年周期を見込んでいます。最初は文房具を送っていました。
私に経済力がある訳でもなく 、学問的に得ている者でもありません。 ただ大阪で仕事をしていた頃、バングラデシュから一人の研修生が来ていました。 「 一度バングラデシュへ来てください 」 とその青年が言った言葉が気になり、一度は行ってみよ~と 言う気になり、行った事がきっかけです。その現地の母親が字を読めず子供に薬を与え死んでしまったのです。これは大変な事で・・・それを見て字が読めるようにしてあげたいと文房具を送り続けました 。 そして日本の支援をいただき、学校建設支援に携わるようになり、2016年 8月までに 計11校 の小学校を建設されました。
生活面では父親は絶対的に家族の地位にあり、女性は結婚すると一生家の中で過ごされるとのこと、パネルにもあったように、目だけ開けて身を覆っている姿 ・ 親は子どもを幼い時から労働力につかっている
姿がありました。大家族でお年寄りを大事にされる国
バングラデシュはこんな国 国旗・・・・・・・・・・・赤い丸は「登る太陽、勝ち取った独立」
国旗の緑色は・・・「台地の豊かさ、国民の若さ」を象徴しています。
P・U・Sの歩みのなかに 2011年に篠山に バングラ紹介の店 「だいじょうぶ屋」オープン。
バングラデシュは近年経済が急成長しています。と結ばれました。
文字を学んだ子どもたちが、お父さん・お母さんに、ご飯をたくさん食べさせてあげるの
大きくなったら、先生になるのが夢です。
素敵な服を作りたい! 是非
字が読めるようになった子ども達が成長し、結婚し、子が生まれ、その子に字が教えられるように、岩下八司さん。啓子さんは支援を続けられて来られました。最初に10年周期を見込んでいます。とおつしやった永い年月ご苦労様でした。 いえいえまだまだなんで~す。ご支援お願いしま~す。
野村地区 区別 人権学習会 2区が最終回となりました。各区の推進員さん。各区の町内会長さんお世話になりありがとうございました。