比延地区 比延町町別学習会
認知症サポーター養成講座
まず初めに比延町区長より「誰もが考える問題でもあり、今日の学習をいかしてほしい」と話されました。そのあと、大前会長より「誰もが命を大切にし人として支え合い、誰もが住みよい町になってほしい。家庭でも祖母が認知症であり『誰や!!とったの』という言葉のやり取りや気が滅入る時にはきつく祖母に八つ当たりをしてしまったりしました。」と体験談を話されました。
議題:認知症を理解するにあたって
- 脳の働きや認知症を引き起こす主な病気
- 症状
- 中核症状
- 認知症診断・治療
- 予防について
- 支援(心のバリアフリー)について
- 家族の気持ち ・・・などについてくわしく説明していただきました。
その後、特別養護老人施設オンベリーコの方により認知症予防の体操を皆さんと行いました。最後に質疑応答の時間をとっていただきました。家族のストレスがとても大きく負担となり、はけ口が見つからず悩んでいる・・・ショートステイ、デイサービスを利用しても本人は外と家の中では様子の違いが大きく常に冷静に接することはとても難しいことがある・・・などと意見された方もおられ、「よく似た境遇の方と話をしたり、施設の窓口を訪ねられたり、西脇市萩ヶ瀬会館でも相談窓口がありますので1人で悩まず周りの人とコミュニケーションをはかりながら、笑顔で接するのが一番の薬だと思います。」と指導者の方からアドバイスをいただきました。
最後に副区長より「誰もが深刻に考えていかなければならない事であり、今日の学習が実り大きく参考になればと思っています。」と挨拶されました。