野村地区人権教育協議会定例研修会を開きました。

平成30年7月20日(金)野村町公民館において第2回定例研修会を開きました。
会長あいさつ・・・毎日猛暑が続いています。熱中症にかからないように気を付けてくださいね。月間講演会についても熱中症への対応。又参加について特に願われました。

研  修
(イ)  区別学習会の計画 ・ 進め方について
*  区別学習会実施計画書の提出について(今年は1期目の方ばかりなので記入例)を示しわかりやすく
*  人権学習の講師一覧表・・・推薦課題等もご指導いただきました。
*  人権啓発  DVD一覧表・・・推進員の方から中身が分からない?の問いに、DVD資料のデーターを出来る範囲提供します。
(ロ)  学習会の進め方(例題も入れ、解りやすく)
※ 町内会長さんに 日程 ・ 会場 ・ 内容 等について、必ず相談の上、提出下さい。
し め き  り         8月27日(月)
提  出  先        西脇市教育委員会 人権教育課
提 出 方 法         メールアドレス ・ 直接提出

(2)  月間講演会について
・ 日時   平成30年8月19日(日) 午後2時~00
・ 場所   Miraie  多目的ホール
・ 重春小学校・西脇南中学校児童生徒による人権作文朗読
・ 講師  石田  裕之さん  (シンガーソングライター)
西脇北高等学校ボランティ ア部有志の皆さん
・ 講演   『 ハートフルふれあいコンサート       ~被災地を訪ねて~  』
お子様ずれ、大歓迎です。皆様のお越しをお待ちしています。

(3)  市外研修の報告
・  「 篠山市人権ゆかりの地めぐり  」から学んだこと
◎  篠山市障がい者短期入所施設
生後間もなく脳炎を発症して重度の脳性まひを患われた瑞穂ちゃん【三人目の長女さん)
6歳から養護学校へ行かれました。、お父さんの山中さんも単身赴任の生活から、みずほちゃ
んと 共に暮らす為会社を辞めて篠山に帰ってこられました。みずほちゃんはお父さん、おかあさん
の限りない愛を受けられ、言葉も言えない、手足も動けない状態でしたが顔の表情で表され笑顔の可愛
瑞穂ちゃんだった、24歳で天に召され、亡くなられた時も、お母さん、お父さん、ありがとうの言葉を
一すじの涙で語ってくれました。・・・と愛おしく話して下さいました

自宅を短期入所施設に改装 され、障がい者のくつろぎ場として、貢献される山中さんご夫妻!
城の近辺でもあり、市役所も近く、町の中心に  「 短期入所施設 みづほの家 」  を設けられたのです。
心底、障がい者の身になって、入所者と一緒にお風呂に入ったり、ある時はくつろいだり、同時に入所者のご家族の身になって貢献される。大きなこころ根に感服致しました 。健常者にも障がい者にも「 優しいこころ  」を養わなければ と肝に命じました。

◎ 丹波杜氏酒造記念館
篠山地方には明治の終わり頃約5000人の酒蔵出稼ぎがありました。しかし被差別村からは一人もありませんでした。酒造りの中心になる人のことを  杜氏  といい。 おやっさん  とも呼ばれ「 丹波杜氏 」と言ってとても有名でした。何度も被差別村の人達か酒造りに行かせてくださいと懇願されても、断られるばかりでしたが、昭和31年  杜氏 である 大対さんが、よくわかりました。私に任せなさい。何とかしましょう。と言って下さり、初めて一人蔵人にえらばれました。それからは 美味しい酒づくり一筋に、頑張って、努力し、辛抱し、考え巡らせ、先輩の方達の指導を素直に聞き、実行し「 わざ 」を磨かれて行かれた
美味しい酒は  「 こころ
でつくるもんや    と  市外研修で人に優しく思いやりの心・人の和の大切さ 精神教育をさせていただきました。

4  連  絡 事 項
第3回定例会は…9月21日(金)  午後7時30分~9時まで  野村町公民館です。

5  閉 会・・・今回の定例会も出席者上々でした。皆さまありがとうございました。