住吉町 町別学習会

秋晴れの空、気持ちの良い天気に恵まれ、木々の実りに食欲をそそられるようになってまいりました。

10月15日(木)住吉町町別学習会を行いました。

まず最初に大前会長より、「毎年いろいろ題材を考えていただいていますが、今回は川柳を通して人権学習をしていただき、人が人を尊ぶ・自分を大事にする・人も大事にするということをよく考えていただき『気づき』を学んでいただきたいと思います。」と挨拶がありました。

次に、『川柳づくりを通じて人権を考える』と題して内橋実三郎先生にお話をしていただきました。「昔は男性が強く、飯、風呂、寝る、というような言葉遣いなどで女性は家事などをして優しく家庭を守るというスタイルが一般的でしたが、最近は家庭の雰囲気も随分変わってきました。」といわれていました。そしてその次に、人間の喜怒哀楽を5・7・5で読む意識川柳というものをしました。介護をされている絵を見て、5・7・5の言葉に合わせ、みんなで協力して回しながら言葉を考えていきました。とても素晴らしい川柳ばかりで、それぞれのグループの発表を聞きながら心が和みました。自分の身近な人、大切な人に言葉ではなく川柳で伝えると、また違った感動や共感が得られて心に残っていくことができると思いました。これからは男女共同参画社会となっていくので日ごろの感謝の気持ちや、なかなか口に出して言えないことを、川柳などで相手に伝えるということも試していただけたらいいなと思いました。