重春地区人権教育協議会第6回推進員定例研修会について

第6回推進員定例研修会が2月12日(火)に行われました。今回は、聴覚障害者協会、手話サークル「のぞみ」「わかば」の方をお招きし、手話に親しむだけでなく、聾者の知識理解をクイズを通して学習しました。毎年手話の学習はしており、推進員さんも初めての方もいらっしゃいましたが、数回学習したという方も多くいらっしゃり、ちょっとレベルアップした手話も教えていただきました。例えば、数や誕生日の表し方、3人~4人グループの中で、1人はヘッドフォンをし、聞こえないという体験をしました。後のメンバーでお題(最近食べたおいしかったものなど)について楽しくおしゃべりをしましたが、ヘッドフォンを付けた人は、「お題もわからず、何について話しているのかまったくわからなかった。」「すごく不安になった。」など感想を言われていました。
最後に、旧優生保護法についてお話いただきました。自分の知らない間に手術が行われていたことなど、この法律の何がおかしいことだったのか、とても詳しく教えていただきました。「らい予防法を思い出した。どちらも国に責任がある。」「人ととして子どもを生む権利を奪われることはおかしい。」など、最後に感想を書かれていました。
終わりのあいさつでは、区長さんが「障がいのある○○さんではなく、○○さんがたまたま障がいがあるというように、その人を見ることが大切だと思える社会になるといいですね。」と言われていました。